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小売業界

導入事例:小売業界のプロダクトデータ活用例

  • 活用事例
Jul.31.2023
導入事例のアイキャッチ

プロダクトデータをLazuli PDPで収集・統合・一元管理することは小売業界における業務工程や顧客体験においてどのようなメリットがあるのでしょうか。Lazuli PDPの役割について、実際のお客様の事例をもとにご紹介します。

Lazuli PDP(プロダクトデータプラットフォーム)とは

Lazuliが開発、提供する「Lazuli PDP」は、複数の外部データベースに点在していた商品情報を一括して管理し、またデータを活用しやすい形に整理、拡張するためのクラウドサービスです。メーカーや小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスタデータを、AIを活用して名寄せし、製品の特徴からメタタグの付与や関連付けを行います。これらの情報が「Lazuli PDP」を通じて、ユーザーに提供されます。

小売業界のお客様の使用例

企業A:ネットショップにおける取扱商品点数の増加、売上向上

コロナ禍における、ネットショップの需要が拡大し、デジタルへの投資が見込まれる中、ネットショップにおける商品の拡充は売上に大きく貢献します。

企業が持つ、商品マスタと呼ばれる、商品名やスペックなどの商品情報に対し、Lazuli PDPを利用することで、JANコードと商品名をLazuliのプラットフォームと連携するだけで、商品説明文や容量、サイズなどの情報を充実させることができます。これまで、人力で情報を取得し、入力を行っていた膨大なデータの大半を自動で入手、反映することができます。また、これらの情報を常に最新の状態に保つことで商品情報の管理にかかる膨大な時間から解放し、より多くの商品をデジタル上の店舗でも扱うことができるようになります。

商品点数が増加

これまで商品マスタの情報の拡張や整理に工数がかかっていたところをLazuli PDPに統合することで、自動で行うことが可能になります。(工数80%減による、商品取扱点数7倍 – ベイシア様事例より)これにより、これまで以上にECサイト上の情報が充実し、顧客の商品理解も進むため、顧客体験の向上にも繋がります。

商品情報が充実した商品ページ

まとめ

<課題>
商品説明文や容量、サイズなどの商品詳細情報入力が手動だったため、多くの商品を掲載するのに労力がかかり、商品点数が増やせない。

<利用方法>
JANコードや商品名などのユニークIDをLazuli PDPにアップロード
※一部お取り扱いいただいている商品によっては例外がございます。

<効果>

担当者の工数削減。掲載商品点数、売上の増加。

企業B:ネットショップにおける検索性の向上、顧客分析

商品情報に適切なタグやカテゴリ、キーワードを付与することで、顧客が商品を検索する際に、必要とされている商品を適切に表示させることができます。これは、顧客体験の向上に寄与します。

タグやカテゴリなどの詳細な情報を、商品データに紐づけることで、顧客がネットで商品を検索する際に使うキーワードに対して、商品を適切に表示させることができるようになります。

検索性が向上したページ

商品名の検索だけではなく、「ヨーグルト、低脂肪」といった組み合わせのキーワードや「シャンプー、詰め替え用」といったキーワード単位での検索に対しても、商品を表示させることができるようになるため、顧客に選ばれる可能性が高まります。

Lazuli PDPに蓄積された各商品における購入トリガーとなるキーワードをタグやカテゴリとして用いることで、顧客がどういったキーワードで商品を検索して購入しているのか、どのような嗜好性を持って、顧客はその商品を購入しているのか、といった顧客の検索意図や嗜好性なども発見できます。

顧客情報に嗜好性を紐づけた図

まとめ

<課題>
顧客の検索に対し、効果的に商品を表示できていない

<利用方法>
Lazuli PDPを利用し、各商品データに対して、適切なタグやカテゴリを付与する
※一部お取り扱いいただいている商品によっては例外がございます。

<効果>
顧客体験の向上。商品購入点数の増加。

小売業界では以下をはじめとする様々な企業様にLazuli PDPをご導入いただいています。

Lazuli PDPについて、デモや詳細のご説明をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。